ミラーレスカメラなどのグリップを握った際、よりホールド感を得るためにPeakDesginから、カメラ用クラッチが発売されています。クラッチを使うことで、手の甲を覆いかぶせることができるため、手疲れでグリップから手を離したい時でも、しっかりとホールドしていることで、てからカメラが滑り落ちる心配が軽減できます。
そんなPeak Designのカメラ用クラッチ「CL-3」を入手したので、外観フォトレビューをしようとおもいます。
手の甲を覆いかぶせてガッチリとホールドするカメラ用クラッチ「CL-3」外観フォトレビュ
こちらがPeak designのカメラ用クラッチ「CL-3」です。シャッターを押す右側にあるストラップ取り付け部にループするように通すだけで取り付けることができ、簡単に取りはずしもできるそうです。
CL-3のパッケージの裏側には、クラッチを装着した状態でボタン操作ができることが伺えます。また、クラッチにあるベルとを引っ張ることで、より手の甲に密着するように締め付けられるようです。
パッケージを開けるとCL-3本体が現れました。クラッチには、PeakDesgin発案のアンカーリンクスが付いています。
同梱物は、CL-3本体とアルカスイスのプレート、ストラップ取付部の金具、アンカーリンクス2本に巾着袋や4mmの六角レンチが付属していました。
シンプルながら着脱し易い構造のCL3
CL-3本体がこちら。ベルト長さは最長29cmまで伸ばすことができ、最小まで短くすると20cmにすることができます。ベルト幅は5.1cmと幅広で、ベルトの重さは50gと軽量です。後に紹介するアルカスイスのプレートと合わせると、総重量総重量123gだそうです。
シンプルなデザインでミラーレスカメラなどの側部にあるストラップ取付部と付属していたアルカスイスのプレートにアンカーリンクスを取り付けて装着する仕様です。
CL-3のクラッチ裏面にはナイロンで滑りにくく、クッション性も確保
CL-3のクラッチ裏面は滑り止めの役割を果たすのか、不思議な模様が施されていました。個人的にはあまり好きなデザインではないのですが、カメラに取り付けてしまえば内側で見えなくなるので良しとしています。
なお、ベルト自体にクッション性を持たせているため、長時間の使用で手の甲への負担が軽減されそうです。
ストラップ取付部の金具(アイレット)は作りが雑
ストラップ取付部の金具(アイレット)ですが、正直言うと作りは雑です。ワイヤーを三角に折り曲げただけで、切口は縦にカットしたような加工がされており、ヤスリで切り口を滑らかにしたような感じではありませんでした。
Nikonの場合だと、切り口は斜めにかっとされており、さらには切り口が滑らかになるように加工が施されています。これにより、カメラ側部のストラップ取付部にアイレットを取り付けたとしても傷がつく心配がありません。
こちらに関しては、元Appleのスタッフを抱えるPeakDesginらしくない細部への拘りがないように感じました。
先程のストラップ取付部に付ける金具は、CL-3の酸化アルミニウムでできたアジャスターを外してベルトを通す事で、簡単に装着することができます。クラッチのアジャスターは、クライミングギアからインスピレーションを得て製品化された機能だそうです。
CL-3のベルトにアイレットを取り付けると以上のようになります。ベルトの幅よりも少し幅を設けているのか、アイレットにベルトが引っかかるといったことはなさそうです。
PeakDesginではお馴染みのアンカーリンクスで耐荷重も90kgと日常使いに問題はない
続けて反対側には、PeakDesginの代名詞と言っても過言ではないアンカーリンクスとアンカーハウジングが備わっています。アンケーリンクスはアンカーはイジングにスライドしてカチッと心地よい音がして、しっかりと固定することができる優れもので、このアンカーコネクターの耐荷重は90kgと普通に使う分には問題なさそうです。
Captureや三脚など様々なシーンで取り回しし易いアルカスイス互換プレートで底面を固定
CL-3のクラッチを取り付けるためには、アンカーリンクスをカメラの底面に取り付ける必要がります。そこで、同梱していたプレートを使用して装着するのですが、アルカスイス互換であるため、PeakDesginより発売されているCaptureやアルカスイスプレートに対応した三脚等々にマウントすることができます。
PeakDesginのアルカスイス互換のプレートには、四隅に穴が空いているため、こちらにアンカーリンクスをループして装着することで、CL-3のクラッチをカメラに装着することができるようになると言う事のようです。
カメラの底面にある三脚穴にPeakDesginのアルカスイス互換のプレートを取り付けるには、付属している4mmの六角レンチを使用します。装着する向きはカメラの三脚穴の位置に応じて、どの向きでも装着して良いように設計されており、プレート自体を三脚穴より上下、左右とプレートの向きを変えることで、少し中心部をずらす事も可能のようです。
まとめと次回予告
PeakDesginのカメラ用クラッチCL-3について外観フォトレビューをしました。クラッチを装着することで、カメラ本体の落下防止やホールド感を高めるためたい方にオススメです。
また、アルカスイス互換のプレートでクラッチを装着することができるため、PeakDesginのCaptureや三脚などを多様する方にとっても、難なくマウントできるとのことなので、次回はNikon Z9に実際に取り付けるところからレビューしようと思います!