どんなデバイスでもPeak Designの「UNIVERSAL ADAPTER」を用いて貼り付けることで、UNIVERSAL ADAPTERに埋め込まれているマグネットによるソフトロックや、同じくPeak Designの「UNIVERSAL BAR MOUNT」のようなマウントを利用すれば、物理的にロックするためのハードロックでの固定ができるようになります。
筆者であるtoiroはスチール撮影やWEB制作意外にも、動画撮影の依頼を頂戴することもあり、Blackmagic Video Assist 7 12Gを保有しているのですが、取り回しでBlackmagic Video Assist 7 12G専用に三脚などを準備する手間や荷物の軽量化を図りたく、UNIVERSAL ADAPTERを使って、Blackmagic Video Assist 7 12Gに貼り付けて三脚に固定する運用にしようと考えています。
早速、UNIVERSAL ADAPTERをBlackmagic Video Assist 7" 12Gに貼り付けて試してみようと思います!
PeakDesginのUNIVERSAL ADAPTERについて、以前以下の記事で紹介しています。
Blackmagic Video Assist 7 12GにPeakDesginのUNIVERSAL ADAPTERを貼り付ける
今回、PeakDesginのUNIVERSAL ADAPTERを貼り付けるデバイスは、Blackmagic Desginの「Blackmagic Video Assist 7 12G」です。
UNIVERSAL ADAPTERを貼り付ける位置は限定的で、バッテリーや熱を放出するためのファンを避けるとなると、Blackmagicのロゴがある部分のみしか貼るところはありません。
PeakDesginのUNIVERSAL ADAPTERを貼り付けるとこんな感じです。UNIVERSAL ADAPTER裏面の粘着スペースは縁から約1mm程内側まであるのですが、僅かならがらファンがある部分のくぼみや、その反対側の角をとったRの部分に収まりきらず、少しはみ出した格好になってしましました。
少しはみ出した程度で簡単に外れないので、気にしないことにします。
UNIVERSAL ADAPTERにUNIVERSAL BAR MOUNTを装着してみました。UNIVERSAL BAR MOUNTのヘッド部分に厚みがあることもあって、Blackmagic Video Assist 7 12Gにバッテリーを装着したとしても邪魔になるようなことはなさそうです。
Peak Designのトラベル トライポッドにUNIVERSAL BAR MOUNTを装着
Peak Designの「トラベル トライポッド(カーボン)」にUNIVERSAL BAR MOUNTを装着していきます。装着位置は自由なので、どれか一本の脚にUNIVERSAL BAR MOUNTのバンドを巻き付けるようにし一周してフックで固定します。
続けて、バンドを先ほど引っ掛けたフックから折り返すようにして、バンドに空いた部分へ先端が遊ばないようにフックを引っ掛けて、緩まないように固定して装着完了です。
装着完了した様子がこちら。しっかりとトラベル トライポッドにUNIVERSAL BAR MOUNTが固定されています。UNIVERSAL BAR MOUNTのバンド自体が、シリコン素材でできているため、振動を吸収するだけなく、取り付ける相手を傷つけないので、安心して取り回しできそうです。
Blackmagic Video Assist 7 12Gを三脚に固定はできるけど移動はNG
PeakDesginのUNIVERSAL ADAPTERを背面に貼り付けたBlackmagic Video Assist 7 12Gを、UNIVERSAL BAR MOUNTを装着したトラベル トライポッドにお互いを近づけて装着します。
マウントへ近づけて装着する時、カチッと心地良い音がします。
手を離してもこの通り。UNIVERSAL BAR MOUNTはマグネットによるソフトロックと、物理的に爪で固定するハードロックがあるので、ガッチリと固定してくれています。
とは言え、Blackmagic Video Assist 7 12G本体だけでも重量は825gあり、バッテリー2つのにSDカード1枚を差した状態であるため、UNIVERSAL BAR MOUNTのシリコン製のバンドが少し伸びて、バンドと巻き付けた三脚の脚との間がすこし捲れるようような格好でぶら下がっている感じです。
Blackmagic Video Assist 7 12Gの画面をタップするだけで左右に揺れる
Blackmagic Video Assist 7 12Gを三脚に取り付けることができましたが、Blackmagic Video Assist 7 12Gのタッチパネルをタップするだけで、ゆらゆらと揺れてしまいます。
少し触れただけでは外れたり、ずれ落ちたりすることはないのですが、三脚の脚を「線」とした場合、装着部分が「点」でしかないため、当然の結果とも言えます。
ただ、トラベル トライポッドの三脚自体を頻繁に移動しないで、固定した状態で運営する分には心配ないので、三脚ごと動かしたりするとない限り、当分は計量化や取り回しがしやすいので、こちらの方法で運営していければと考えています。
Blackmagic Video Assist 7 12G自体、高価なので安定化を図りたい方にとってはオススメできません。
大きいデバイスを固定するには点ではなく面で支える事が重要
今回、三脚にBlackmagic Video Assist 7 12GをUNIVERSAL ADAPTERとUNIVERSAL BAR MOUNTを使って装着してみました。撮影現場において、極力荷物をコンパクトかつ軽量化を図りたかった私にとって、不安定ながらも目的は一応成せたと思います。
前述した通り、やはり画面をタップした際、左右の支えがないがために、左右に揺れてしまうことや、UNIVERSAL BAR MOUNTのバンドが少し捲れ上がった状態で吊り下げられて固定されているため、Blackmagic Video Assist 7 12Gの重量負荷が掛かってしまっています。
PeakDesginが推奨する使用方法ではないと思うので、自己責任で取り入れる方は検討してみてください。
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