ELECOMより発売している、わずか長さ30cmの延長コンセントタップでありながら、頭デッカチののACアダプタを10口も繋げることができる「ELECOM ECT-1530BK」を入手しました。
我が家の学習机についてレビューした際にも、少し紹介をしていましたが、超強力な磁石「ネオジム磁石」でしっかり固定できる優れた製品です。
早速、外観フォトレビューをしながら、詳細な箇所について確認していこうと思います。
10口のコンセント差し込み口があるコンパクト設計の「ELECOM ECT-1530BK」
今回、紹介するのはELECOMの「ECT-1530BK」で、カラーはブラックの延長コードの長さが3mのものを購入しました。カラーは2色で展開しており、ブラックとホワイトがあります。また、延長コードの長さは3mと5mの2種類です。
学習机のフレームがブラックなので、目立たないようにするためにブラックを選びました。
同梱物ですが、ECT-1530BK本体と、取扱説明書のみです。
干渉しにくい幅広めでありながら10口兼ね備えた
ECT-1530BKはコンセントの差し込み口が上部に5口、側面に5口と合計10口あります。ACアダプタなど少し大きめのモノでも、互いに干渉しないように、1口の中央からすぐ横の1口の中央までの幅が5.7cm設けられており、ゆとりを持って挿すことができます。
また、正面には一括スイッチがあり、接続機器を一括で電源をON/OFFの切り替えができるようになっています。使用する接続機器にコンセントから直接電源をON/OFFすることに問題がなけらば、待機電力をこまめに節約したい時などに活躍しそうですね。
なお、延長コードが繋がっている反対側にはコンセントを挿す口はなく、側面側の口も片方のみです。使いたい方向にコンセントの挿し口がない場合は、コンセントタップ事、向きを変えてあげる必要があるので、延長コードの長さは少しゆとりを持っておいた方が柔軟に使えて便利だと思います。
電気火災の防止に有効な「ほこり防止シャッター」と「熱硬化性樹脂」による保護が万全
それぞれのプラグ差し込み口には、使用していない場合、ほこりの侵入を防ぐための防止シャッターが装備されているので、閉まった状態になっています。ロックされているわけではないため、プラグを差し込むことで防止シャッターが開くので、気にしなくても火災となる原因を防止してくれる機能なので、安心して利用できます。
また、差し込み口の素材は熱硬化性樹脂で加工されているとのことで、万一の発熱による差し込み口の融解を抑えて、電気火災の誘発を最小限にする設計になっているそうです。
ECT-1530BKの背面には超強力な磁石「ネオジム磁石」2つ搭載!しっかりと固定できる
ECT-1530BKの背面がこちら。両サイドにネオジム磁石が2つ取り付けられています。ネオジム磁石自体、今や当たり前に流通するようになっていますが、現存する永久磁石の中で一番強力な磁石だそうで、黒くて安いフェライト磁石と呼ばれる磁石の磁力と比べても8倍程度の磁力があるそうです。
ネオジム磁石1gでで1㎏の磁性体を持ち上げるだけの磁力があるとのことなので、強く引っ張らない限りは磁力で装着したところにコンセントを刺しても剥がれ落ちることはなさそうです。
ECT-1530BKはスイングプラグで狭い場所でも配線がしやすい
ECT-1530BKはスイングプラグと呼ばれるプラグ部分が、180度の角度でスイングすることができるようになっています。壁際のコンセントに家具などをおいていたりして狭くなっていても、スイングプラグであれば、90度に曲げて挿すことができるため、壁に沿わせた配線ができます。
また、トラッキング防止プラグになっていおり、トラッキング現象と呼ばれる火災の原因に繋がるトラブルを防止するための絶縁キャップが施されたコンセントプラグが採用されています。安心安全設計ということです。
雷ガードとして雷サージから電子機器を守る「高性能雷サージ吸収素止」を内蔵
コンセントを利用する電子機器を守るには、電気を共有するコンセントタップで防止することが有効です。
ECT-1530BKには、雷サージから電子機器を守るための高性能雷サージ吸収素止が内臓されているとのことで、通常であれば壁際のコンセントからは100Vもしくは200Vの電圧ですが、雷が配電線や通信ケーブル付近に落雷したことで、生じる誘導雷は桁違いの電圧から守ることができるようになっています。
雷による被害は、全国市有物件災害共済会の資料によると99%の確率で直接受ける直撃雷よりも誘導雷による被害の方が多いとのことでなので、ECT-1530BKは最大サージ電圧13,500Vの高性能雷サージ吸収素止(バリスタ)は、万一の時に有効な機能の1つです。
直撃雷の場合は機器を保護できないとのことですが、確率は約1%なので、滅多に起きない事態だと思います。
最大サージ電圧12,500VはJEC210/212規格に基づく数値で、IEC61000-4-5規格の最大サージ電圧4,500Vよりも厳しい基準が設けられているようです。ECT-1530BKはJEC210/212規格に基づいて設計されていることになります。
電圧や電力など規格内に留めましょう
ECT-1530BKに限らずですが、コンセントタップはタコ足配線になりがちです。ECT-1530BKの定格電圧はAC125V(50/60Hz)で、最大定格電力が10口の合計1500Wで15Aと定められています。
例えば、100VのコンセントからECT-1530BKを繋いで、1000W(電圧100V x 電流10A)で温めることができる電子レンジを繋げた場合は、残り電圧500Wで電流5Aまでの電子機器しか繋いではいけません。
プラグそれぞれに、必要とする電圧や電力について記載があるので、その合計を足し合わせた数値で運用することが望ましいので、安全に使っていきましょう!
また、一般的に寿命は3年〜5年を目安に取り替えることが推奨されていることもお忘れなく!
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