梅雨の訪れは、気候や体調に変化をもたらす季節の転換期です。雨や湿度の増加、運動の制約などが気になるかもしれませんが、梅雨の時期こそ適度な室内での運動を取り入れて、体調を整えつつ夏本番を楽しむための調整がしやすい時期でもあります。
また、室内での運動は、天候に左右されずに続けることができるので、梅雨明けまでに習慣づけることもできるので、これから何かを始めたいといった時にぴったりです!
そんな梅雨の時期だからこそ、始めるきっかけにもなる室内でできる運動についてご紹介します!
一緒に運動習慣を身に付けて健康で健やかな身体で夏を迎えましょう!
梅雨の時期に体調を崩しやすい原因は気候変動だけじゃない
梅雨の時期には体調が崩れやすくなりがちな理由には、気候変動による外的要因がいくつかあります。適切な対策を取るためにも、その要因について確認しておきましょう。
湿度の増加により体温調整のメカニズムに乱れ
梅雨の季節は、雨が降ることで当然ながら湿度が高くなります。体温調整のメカニズムには熱放散として「蒸散」があります。汗をかくことで、蒸発熱によって熱を放出して体温を調整するのですが、高い湿度によって体の汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまく働かなくなるため、体調不良を引き起こす要因につながります。
雨天や曇りの日が続くことでビタミンD不足になる
日光は私たちの身体にとって非常に重要な役割を果たしています。主要な働きの一つは、皮膚での紫外線(UVB)の吸収によってビタミンDを生成することなのですが、梅雨の間は雨天や曇りの日が多く、日照不足となることがあります。
ビタミンDは心のリフレッシュに必要な効果があるとされているのですが、梅雨の日が続くとそれらが十分に得られず、気分の落ち込みや疲労感が生じることになります。
カビやダニの発生によって微小な粒子や断片が放出されてアレルゲンとして作用
カビやダニは、特に湿度の高い環境や十分な換気がない場所で発生しやすくなります。そのため、室内や衣類などの環境にカビやダニが発生して、カビやダニから微小な粒子や断片が放出されて空中に漂い、私たちが吸い込むことでアレルゲンとして作用します。
これにより、免疫反応やアレルギー症状、アレルギー性鼻炎やアレルギー性喘息などの呼吸器系の問題に繋がります。
気温や湿度の変動が大きくなるため、体が適応するのに時間がかかる
気温や湿度の急激な変化は、体内時計の乱れや免疫力の低下などを引き起こします。体内時計の乱れにより睡眠や生理的プロセスに影響が出て、体調不良や不眠、疲労感が現れます。また、免疫力の低下により感染症への抵抗力が弱まり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。さらに、水分バランスの乱れや心血管への負担も問題となります。
心身を整えるために必要な5箇条
心身ともに整えるためには、適度な運動、十分な睡眠、栄養バランスの取れた飲食が重要で、全てをバランスよく行う必要があります。免疫力向上や維持、抑制と総合して体調を整える結果に繋がるため、ポイントを絞ってみていきましょう。
適度な運動
定期的な運動は心身の健康に大きく寄与します。梅雨の時期でも室内でできる軽い運動やストレッチを行いましょう。血液の循環を促進し、ストレスの軽減や免疫力の向上に役立ちます。
十分な睡眠
快適な睡眠環境を整え、毎晩十分な睡眠時間を確保しましょう。良質な睡眠は体の回復や免疫力の向上につながります。就寝前にリラックスする習慣や睡眠を妨げるデジタルデバイスの使用を控えることもおすすめです。
栄養バランスの取れた飲食
健康的な食事は心身の調子を整えるために欠かせません。新鮮な野菜や果物、良質なタンパク源、栄養価の高い食品をバランスよく摂取しましょう。ビタミンやミネラル、抗酸化物質を含む食品を意識的に選ぶことで免疫力を高めることができます。
水分摂取
梅雨の時期は湿度が高く、体内の水分が蒸発しにくい傾向があります。こまめな水分補給は体温調節や代謝の正常化に役立つため、適切な水分摂取を心がけましょう。
ストレス管理
ストレスは自律神経の乱れやストレスホルモンの分泌などで心身に悪影響を与える要因の一つです。運動や飲食、睡眠で補った免疫力を無駄にしないためにも、趣味や興味のある活動に時間を割くなどして適切なストレス管理方法を取り入れることも重要です。
適度な運動を継続することが免疫力を高めることになる
体力作りは免疫力を高めるために欠かせない要素です。
十分な体力を持つことで、免疫システムは外部の病原体や有害物質に対して強力な抵抗力を発揮します。
体力が充実していると、免疫機能が正常に働き、感染症や病気に対する防御力が高まり、適切な体力があると、炎症反応が効果的に行われて、免疫システムの負荷を軽減することができます。
体力が十分であれば、ストレスに対する耐性も向上し、ストレスによる免疫システムの低下を防ぐことができるため、適度な運動や健康的な生活習慣を通じて体力を向上させることは、免疫機能の活性化や血液循環の促進につながります。
免疫力を高めるためには、体力作りを継続的に取り組むことが重要ということです。
適度な運動量は週に150分以上の有酸素運動と2〜3回の筋力トレーニング
効率的な運動と適度な運動量は、健康を促進し体力向上に寄与する重要な要素ですが、適度な運動量は個人の健康状態やフィットネスレベルに合わせることが必要があります。
一般的に、週に150分以上の有酸素運動や、週に2〜3回の筋力トレーニングが推奨されています。
週に150分以上の有酸素運動とは
有酸素運動(有酸素エクササイズ)とは、酸素を利用してエネルギーを生み出す運動のことを指します。持久力を向上させ、心肺機能を促進する効果があります。
有酸素運動の主な目的である心肺機能の向上や、体脂肪の燃焼、持久力の向上、ストレスの軽減などであるため、定期的に行われることで、心臓や肺の健康を促進し、全身のエネルギー代謝を改善する効果があるとされています。
週に2〜3回の筋力トレーニングとは
筋力トレーニング(または抵抗トレーニング)は、筋肉の強化や増強を目的とした運動のことを指します。筋肉を収縮させるために外部の抵抗を加えることで行われるトレーニング方法です。
一般的な筋力トレーニングの方法には、重量挙げ、スクワット、プッシュアップ、腹筋運動、バーベルやダンベルを使った演習などがありますが、ケガや過労にならないためには適切なフォームと安全性を重視しながら行うことが重要です。
有酸素運動と筋力トレーニングを掛け合わせて免疫力を高める
有酸素運動と筋力トレーニングは、免疫機能に対して異なるメカニズムを介して影響を与えます。
そもそも、免疫システムは複雑なネットワークであり、有酸素運動と筋力トレーニングはそれぞれ異なる効果をもたらしますが、両方の運動を組み合わせることで、免疫機能の総合的な向上が期待されると言われています。
つまり、どちらか一方ではなく、両立することが大切だということですね。
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そんなEMSをPowersuitで全身に筋肉の伸縮負荷を加えることで、何もない通常時に比べて筋力トレーニングが捗るということです。
また、SIXPAD TRAINING GEARの「The Bike」がなくても、SIXPAD HOME GYMのプログラムには、筋力トレーニング以外にも、有酸素運動のためのコンテンツもあるので、畳一畳程度のトレーニングできるスペースが確保できれば取り組むことができるのも魅力の1つです。
夏を楽しむためにも心身を整えましょう!
身体を整えるには、バランスの取れた食事を摂り、適度な運動を取り入れることが大切な事を記事にしました。
湿度の高い日が続きますが、外に出るのが憂鬱になるこの時期だからこそ、習慣化するための取り組みは打って付けです。梅雨の季節、私たちは心身を整えて夏の到来に備えましょう!