カメラの底面にある三脚ネジ穴に皆さんはどのように活用していますか?
縦構図でも構図が変わらないようにするためのL型プレートや三脚とを簡単に着脱できる「Peak Design DUAL PLATE」など様々だと思います。
私のカメラはと言うと、ハンドストラップとPeak Designのアルカスイスプレートをダブル付けして運用していましたが、ダブル付けによる直置き時のバランスや見た目の不格好な感じを改善したく、今回はダブル付けでもスマート化するための工夫をしましたので紹介しようと思います!
Nikonのハンドストラップを持っている方は是非試してみて下さい!
2枚のプレートの厚みによる不満点
まずはこちらをご覧ください。
不安定な2枚重ねのプレート
Nikon Z7iiの三脚ネジ穴にハンドストラップとアルカスイスプレートをダブル付けした状態です。
ハンドストラップはNikon純正の「ハンドストラップ ブラック HSBK」を愛用しています。
その下にはPeak Designのアルカスイスプレートを付けており、明らかにバランスが中心に寄っていてレンズを付けないと前後左右に倒れてしまいます。
重ね合わせてていたプレート
こちらがカメラの三脚ネジ穴に取り付けていた部品で、一つ一つに厚みがあるのがお分かりいただけるかと思います。
ハンドストラップ側のネジは、更に三脚ネジ穴があるため、そこにアルカスイスプレートを取り付けていた格好になります。
単純に重ね合わせただけだと、厚みがでるのも当然です
よく見ると、ハンドストラップのプレートはしっかりとねじ込むことができるようにと回せるような形状をしていますが、その厚みとアルカスイスプレートの厚みが同じです。
しかも、そのハンドストラップ側のネジを取り外してアルカスイスプレートを溝に収めることができそう!
プレート2枚重ねでもスマートに安定感が倍増
ここからは2枚のプレートを上手く重ね合わせる手順をレビューしていきます。
2枚重ねに必要な部品
そこで、2枚のプレートを1本のネジで固定すれば、厚みを抑えることができるのではないか?っということで、Amazonでノブ付きの1/4インチネジを購入してみました。
長さは2cmで、2枚のプレートを貫通させてカメラの三脚ネジ穴でしっかりと固定できそうです。
回しやすいノブで取り付け
Peak Designのアルカスイスプレートに今回購入したネジを取り付けていきます。
ネジ自体に固定するためのノブがあるので、ドライバーなど不要で取り付けできるのは手軽で好印象!
工具をわざわざ必要としないのは嬉しい!
思い通り、2枚のプレートを重ねてネジを取り付けることができました。
ハンドストラップ側の溝にしっかりとアルカスイスのプレートが入り込んでいますし、三脚などの爪がしっかりと引っかかるように必要な幅が確保されています。
ただ、2枚重ねしたプレートに取り付けたネジの長さが長いように思います。。。
NikonZ7iiに取り付けてみました。
やはりネジが長くて、カメラ底とプレートとの間が隙間が空いてしまっています。
改良して再度挑戦
そこで、ネジを金属カット用のカンナでカットして断面をヤスリで整えてみました。
1本カットするのに30分程と部品が小さいため、ぎこちない感じで時間が掛かってしまったのですが、綺麗に仕上がってり安心してカメラに取り付けられそうです!
我ながら上的な仕上がり!
改めて、カメラ本体に2枚重ねのプレートを取り付けてみました。
今回は、隙間なく奥までねじ込めたため、コインしっかりと固定。
見事にアルカスイスのプレートの厚みがあった部分がすっぽりとハンドストラップのプレートに収まって、スマートになりました!
向きに囚われなければ使い勝手良し
アルカスイスプレートが実際に使用できるかチェックしていきます。
Peak Designの三脚への取り付けは問題なし
三脚に取り付けることができるか試してみました。
Peak Designの三脚にはアルカスイスプレートを前後で挟み込むようになっており、横ずれ防止のためにピンが付いています。
今回、ハンドストラップの溝にプレートを装着した関係で、三脚のピンが干渉することもあり、取り外すことにしました。
横倒しにした際に、スライドして落下しないように気を配る必要がでちゃいました。
見事に設置することが完了!
挟み込むための爪も、ハンドストラップ側のプレートと干渉しないで取り付けることができました。
Peak Design Captureは前からの挿入はできない
もう一つ人気商品といえば、Peak Design のCaptureではないでしょうか。
こちらに関しては横から挿すことで装着することができたのですが、、、
前から挿そうとすると、ハンドストラップのプレートに干渉して装着することが出来ません!
バックパックの ショルダー部分にCaptureを 付けている方にとっては、 機能性をしなうことになるため使えない方法かもしれません。
個人的に一時的に装着する場所なので、そこは気にしない!
不安定だった平置きが改善
とは言え、 2枚重ねのプレートを上手く重ね合わせたことによってカメラ本体を平らな場所に置きた時の安定感が増したました。
ぐらついていた状態で少しでも触れると横倒しになってしまっていた状態を考えると、大きな改善です。
まとめ
単純に2枚重ねしていたプレートをAmazonで購入した長めの1/4ネジを使って、カメラ下部の三脚ネジ穴に取り付けてスマート化する方法をレビューしました!
スマート化できたのは、Nikonのハンドストラップならではの形状にあるものなので参考になるケースは少ないかと思いますが、そもそも2枚重ねできないプレートを2枚重ねする方法として参考となったのではないでしょうか?
取り回しがしやすく、利便性を追求してカメラライフを楽しんでいきましょう!
ではまた!