ボードゲームにAIが組み込まれ、AIと対戦できる「AIスマート4」が登場しました!
AIスマート4には、常に自己学習と自己進化をし続ける「アダプティブAI」が組み込まれている他、縦、横、斜めに加え、積み重ねや階段状に4つ並べた方が勝者となるトラディッショナルでありながらも新たな体験ができるボードゲームです。
もちろん、人間 vs 人間でゲームをプレイすることもできます!
AIスマート4のスマートボードにはレフリー(審判)機能も搭載されてたり、LEDで番手や結果を示したりするなど、AIモードを存分に楽しむための機能が満載です!
常に学び続ける「アダプティブAI」とは
アダプティブAIとは、人工知能の一種で、環境やタスクに適応するために自己学習や自己進化を常に行うことができる技術です。
アダプティブAIは、従来の機械学習アルゴリズムとは異なり、データに基づくモデルを作成するのではなく、データからパターンを見出して自己改善することができるため、動運転車や自然言語処理、医療診断などで応用されているようです。
そんなアダプティブAI機能を搭載したAIスマート4は、ゲームをプレイすればするほど継続的な更新、応用、自己発展を行うため、毎度のように同じ戦法は通用しないことを意味しており、逆を言えばパターン化されることなく楽しめると言うことです。
戦略を学び続けるアダプティブAIだからこそ、常にプレイヤーも戦略を考えさせられますね!
25マスのAIスマートボードと内容物
AIスマート4には、アダプティブAI機能が組み込まれた25マスのスマートボードと、黒白の各スマートブロック36個が同封されています。
それぞれに特徴があるので、詳細を見ていきましょう。
アダプティブAIが搭載されたスマートボードの25マスはLEDが光るがボタン
AIスマート4のスマートボードには、縦5マス × 横5マスの合計25マスで正方形に配列されており、中央にはGIIKERとロゴが入っていて全体的にシンプルなデザインです。
AIスマート4のスマートボードにのマスは、それぞれが独立したボタンになっており、ボタンを押すと心地良いクリック感が得られ、ゲームプレイ中はこのマスの上にスマートブロックを置いて、ボタンを押す事でスマートボードにブロックを置いたマスを記録することができるようになっています。
その際、各マスに青いLEDライトが点灯するようになっているため、ちゃんとスマートブロックを置いた事が記録されたのかを視覚的に確認しながらゲームを進めることができます。
心地良いクリック感と未来感のあるLEDライトが次世代のボードゲーム感を演出してくれます。
USB Type-Cに対応に対応したビルトインバッテリーを採用で見た目スッキリ!
AIスマート4のスマートボードは、ビルトインバッテリーを採用しており、付属のUSB type-Cケーブルで充電することができます。
ビルトインバッテリーへのチャージは、スマートボードの中央にあるロゴがあるマスボタンのみが、ゆっくりとLEDが明減し、充電が完了すると点灯した状態になります。
バッテリーを十分に確保するには、目安として120分間充電するようにとのことですが、残バッテリーを確認することができないため、使用していない時にチャージをしておくことが推奨されています。
付属ケーブルの反対側はUSB Type-Aなので、別途、対応の電源アダプタが必要です。
マグネット内蔵のスマートブロックで積み上げても転倒しにくい
AIスマート4のスマートボードが25マスに対し、白と黒のブロックが各36個も同封されています。
対戦する際は、黒のブロックと白のブロックを交互にスマートボードの上に置いてくため、全てのブロックを置いた場合、2段と8割程埋め尽くすことができます。
ゲームプレイ中は、1マスに対して最大5段までを上限として設定されているのですが、ゲームプレイが加熱していると、ブロックが積み上げられたマスが点在しています。
不意に手が触れて倒れないように、各ブロックには微弱ながらもマグネットが内蔵されているため、ブロックを倒してゲーム進行状況が分からなくなってしまうという心配はなさそうです。
軽いブロックに多少触れても倒れない程度の磁力です。
2種類のゲームモードに3段階ある難易度でAIに挑む
アダプティブAIには、CONNECT FOUR (AI 3D四目並べ)とLIGHT OUT(アルゴリズム・ゲーム)の2種類が楽しめるゲームモードが搭載されています。
スマートボードの中央のマスを2秒ほど長押しすると、メニューモードに切り替わります。
左側上段3マスが「CONNECT FOUR (AI 3D四目並べ)」で、右側上段3マスが「LIGHT OUT(アルゴリズム・ゲーム)」となっており、それぞれに難易度が上から初級、中級、上級と選択できます。
左下のマスは、「人間 vs 人間」で「CONNECT FOUR (AI 3D四目並べ)がプレイできます。
アダプティブAIと対戦できる「CONNECT FOUR (AI 3D四目並べ)」
ルールはとても簡単で、スマートボードの上に、同じ色のスマートブロックを先に「横」「縦」「斜め」「連続積み上げ」「階段状」にした方が勝利となります。
もちろん、「斜め」で「階段状」にしても良いですし、1マスに5つのスマートブロックまで積み上げることができるため、1段目は相手の色であっても、2段目から5段目を連続して同じ色のスマートブロックを積み上げることで勝利する事もできます。
ブロックを積み上げた際、上部に置いたスマートブロックの色だけが有効ということではなく、全ての段に置かれたスマートブロックの色が有効な状態であるため、写真のように3段重ねをしているマスがあったとしても、2段目で黒のスマートブロックが揃ったため、スマートボードのレフリーが四目揃った事をLEDで知らせてくれます。
AIスマート4の要でもあるAIと対戦をする際は、スマートブロックを置くマスがわかるようにLEDが明滅するようになっており、スマートブロックを置いてからボタンを押してあげると、ターンが切り替わるといったゲームの進め方になります。
複雑なアルゴリズムを解読する「LIGHT OUT(アルゴリズム・ゲーム)」
LIGHT OUTはスマートボードのLEDを全て消すとステージクリアとなるゲームです。ボタンを押すと、隣接するボタンのLEDライトを点灯させたり消灯したりと切り替えることができるため、スマートボードが上記のように「十字」で点灯していた場合は、点灯しているマスの中央のボタンを1回押すことで、全てのLEDライトを消すことができます。
初級では、1回〜2回程度のボタンを押すするだけで全てのLEDライトを消す事ができるため、それほど難しくありません。
ただし、難易度を中級、上級にすると、直感では突破できません。
初級では「十字」でLEDライトが点灯している中央のボタンを押せばよかったのですが、中級、上級では、「十字」だけではなく、「L字」だったり「T字」や中央が消灯していたりと、そもそもどこを押すところからスタートなのか分からない状態からスタートします。
以上のように、ボタンを押す度にLEDライトの光が反転するため、押すボタンを押し間違えると更に難しくなり、なかなかクリアにたどり着かなくなります。
アルゴリズムは理解できても、複雑に絡み合った場合は押す順番も意識する必要があります。
まとめ
AIスマート4について、どのようなゲームプレイができるのかを紹介しました。
CONNECT FOURでは、スマートボード自体がアダプティブAIとして常に学び続けるため、手強い対戦相手になるだけでなく、戦略がパターン化されないため、飽きずにゲームプレイできそうです。
また、LIGHT OUTでは、アルゴリズムは単純ではあるのですが、複雑に絡み合った途端に難易度が上がって考えさせられるゲームなので、ステージをクリアするには何手か先を考える必要があり、様々な能力が求められそうです。
是非、興味を持った方はチャレンジしてみてください!