SPIDER LIGHT HOLSTERに続き、今回は、Nikon Z9も腰に装着するSPIDER HOLSTERで運用をしたく、合わせて入手したSPIDER PRO Single Camera System v2について紹介しようと思います!
Amazonや楽天市場でも取り扱いはありますが、商品情報に関する内容が浅く、レビューも英語が多いので、この記事を参考に検討されている方は是非チェックしてみてください!
SPIDER PRO Single Camera System V2であればNikon Z9に対応
SPIDER PRO Single Camera System V2のパッケージがこちら。ホルスター専用ベルトが同梱されたもので、パッケージ上部には「FOR DSLR CAMERAS」と表記されています。DSLRとは、「Digital Single Lens Reflex camera」の略で、一眼レフカメラの事を指すそうですが、価格.comのコメント欄を読んでいると、Nikon Z9の場合は縦グリップがある関係でこちらのDSLR版を選んでくださいと、直接メーカーに問い合わせた方がいたので、参考にさせていただきました。
パッケージ裏面には、同梱物の説明としてSpiderPro Belt v2とSpiderPro Camera Holster、DSLR Camera Plateと3つに分けて案内されています。感の良い方であればお気付きの方もいるかと思いますが、後述でレビューします。
SPIDER PRO Single Camera System V2開封と同梱物の確認
SPIDER PRO Single Camera System V2の同梱物がこちら。SpiderPro Camera Holster本体が装着された状態のSpiderPro Belt v2と、DSLR Camera Plate、同サイズの六角レンチがなぜか2本と、ネジが2本付属していました。
SpiderPro Belt v2は太ももへの衝撃吸収をしてくれるもサイズが大きすぎる
SpiderPro Belt v2から見てみましょう。っと言っても、一般の方にとってこちらのSpiderPro Belt v2はあまり使う事はないと思います。っというのも、サイズ感が大きくて目立ちすぎる為、カメラのお仕事をしていないのあれば、小さくして目立たないようにしたいものです。
サイズは、パッド部分の高さが20cm程あり、ベルトの繋ぎ目下部に当たるパッドの横幅が15cmもあります。パッド自体は中に板の様なものが入っていますが、簡単に折り曲げる事ができ、カメラをぶら下げて動いた際に太ももに当たる衝撃を軽減してくれそうなのですが、パッケージデザインをご覧いただいた通り、衝撃を緩和するためのパッドであったとしても、使うシーンとしてはかなり限定されそうで、普段使いとしては適さない様に思います。
ベルトのリリースバックルについて触れておきますが、こちらのバックルは両サイドの爪だけでなく、中央にある長細いボタンの3箇所を同時に押して外す事ができます。ベルト幅は50mmあり、バックルの高さは60mmもあるため、通常の穴あきベルトの様な調整とは異なり、ベルト全体がマジックテープになっており、事前にベルトの長さを調整してバックルでベルトを固定するといった仕様です。とは言え、使わない方が大半だと思うので、SpiderPro Belt v2についてはこのあたりにしておきます。
そこで、SpiderPro Belt v2に装着されているSpiderPro Camera Holsterを取り外すことにしました。付属の六角レンチを使って4箇所のネジを取り外す事で、SpiderPro Camera Holster本体を外す事ができます。
SpiderPro Camera Holster単体で運用可能!
SpiderPro Camera Holsterを取り外したのがこちら。これであれば、ベルトに装着しても目立たないサイズ感で普段使いでも使えそうです。
前回紹介したSPIDER LIGHT HOLSTER BOX SETに同梱していたSPIDER LIGHT HOLSTERと並べてみました。左が今回のSpiderPro Camera Holsterで、右側がSPIDER LIGHT HOLSTERです。
実は、SpiderPro Camera Holsterについては、既に何度か使用していて、傷が光の加減でついているのですが、SPIDER LIGHT HOLSTERと同様の金属の素材が使われています。SpiderPro Camera Holsterのサイズは高さが80mm、横幅が55mm、厚みが30mmです。重量は約200gでSPIDER LIGHT HOLSTERは78gなので、倍以上の重さがあります。金属の塊であることがよく分かる重さですが、堅牢性については安心感が得られます。
横から確認すると、クリップ部分の形状が違うことが確認できます。左側がSPIDER LIGHT HOLSTERで、右側がSpiderPro Camera Holsterなのですが、SPIDER LIGHT HOLSTERの場合、クリップの内側にベルトとの隙間を埋めるための支えがあるのに対し、SpiderPro Camera Holsterには内側の支えがありません。恐らくですが、重量がある分、クリップが外れる心配がないなど、SPIDER LIGHT HOLSTERに比べて、SpiderPro Camera Holsterを使う場合は、幅や厚みがあるベルトを使用する事を想定しての設計だと思われます。
その他にも、単にサイズアップしたのではなく、レバー付近が、SpiderPro Camera Holsterの場合、より角となる部分が滑らかに加工されていたりと、全体的に基本構造は同じですが、デザインは異なります。
SpiderPro Camera Holsterの裏面はベルトに引っ掛けるためのクリップが全面にあるだけです。先ほど、SpiderPro Belt v2から取り外しましたが、外した後のネジを空いたネジ穴に締め直した状態です。これにより、汗などがネジ穴に入り込んで劣化しないようにすることができます。
Nikon Z9の場合はDSLR Camera Plateじゃないと装着できない
続けてDSLR Camera Plateがこちら。ゴムパッドに模様が入っていますが、Nikon Z9に装着を一度していたので跡が残ってしまっています。とは言え、金属のプレートなので、このようにゴムパッドがある事で、ズレや傷防止になるため、ボールヘッドだけで支えるプレートだけあって、こちらの対策はしっかりと行われています。
また、手前の突起は、カメラバンパーで、プレートの回転を防ぐためのものです。今回、Nikon Z9は、縦グリップがある関係で、DSLR版としてDSLR Camera Plateを使う必要があったので、SPIDER PRO Single Camera System V2をチョイスしたという事です。
中央の溝は別売りのクリップを装着するためのものですが、ストラップ等はプレートに付けないためスルーします。
DSLR Camera Plateの特徴としては、六角レンチの収納場所があるという事です。横から差し込んで引っ掛けるようにして固定されており、横から六角レンチを押し込む事で、小さなバネが押し出すようにして取り外すことができます。
また、プレート底面には、1/4ネジ穴が2箇所あり、新たに三脚やプレートなどを装着できる様になっています。ミラーレスカメラ専用のSPIDER LIGHT PLATEの場合、プレート単体でアルカスイス互換に対応していましたが、DSLR Camera Plateにはそのような溝などがないため、必要な場合は後付けするためのプレートを活用する必要がありそうです。
SPIDER PRO Single Camera System V2のセットから必要なパーツだけを使えばいい
以上、SPIDER PRO Single Camera System V2について外観フォトレビューをしました。付属のSpiderPro Belt v2についても触れましたが、SpiderPro Camera Holsterを取り外す事ができるため、購入を検討されている方で、SpiderPro Belt v2がネックだった方にとっては朗報だったのではないでしょうか?
当記事が参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。次回はNikon Z9に装着するところを記事にしようと思います!
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